『明るい話題』のコーナー開設について

障がいのある人に限らず、生活に困窮している人や引きこもり生活が続いている人、難病やがん、HIVなどの疾患を持つ人、少年院や刑務所を出てきた人などなど、働くということについて、色々な難しい問題を抱えている人が大勢います。この中には、制度の谷間にあって、働く気持ちがあっても就労に対する支援やサービスが受けられなかったり、何とか働きたい気持ちはあるのにその手助けが得られなかったりする人がいます。また、社会の側にも、この人たちの働く気持ちをブロックする強力な壁があったりもします。

私たちは、単に収入を得るためだけに働くわけではないと思います。働くことによって多くの人たちとの関わりも生まれます。この中で、自分を再発見し、自分を磨き、他の人に影響を与えることができます。働くと言うことは、個人の営みに留まらず、社会全体が生き生きと輝き、昨日とは違う今日、明日に向かって前に進むことだと思います。

障害者に限らず、多様な働きづらい人々向けの多様で良質な働く場が多様な形で整備され、実際働く人々が増えること、そのため必要とされる施策の実現を目指すとともに、基本サポートサービスが確実に提供される環境整備を行う、これが、当機構が業務受託をしている「日本財団Work! Diversity プロジェクト」がめざしているものです。新型コロナウィルス問題で苦しい時ですが、こうした時こそ、こうした取り組みが重要と私どもは考えています。

このコーナーでは、色々な事情があって、働くということが容易でない中で、働き、働き続けようとされている方々にエールを送り、また、より多くの人たちが熱いエールを送る側に立てるように、明るい話題を提供していきたいと思います。

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