目次
「ダイバーシティ就労支援」とは何か
「ダイバーシティ就労支援」の必要性
「WORK! DIVERSITYプロジェクト」
海外におけるダイバシティ就労支援
態様別利用者理解ビデオ
地域プラットフォーム構築ガイドライン/態様別就労支援ガイドライン
「ダイバーシティ就労支援」とは何か
(1)社会の一員として、多様な就労困難者の働く環境が整備され、一緒に働くこと、
(2)多様な就労困難者が、保護的環境の下での就労(いわゆる保護就労)~何らかの支援(サポート)を受けての就労~一般就労、と多様な働き方で働くこと、
(3)多様なメンバーからなる地域ネットワークが構築されていて、労働行政、福祉行政が協働して多様な形で支援すること。
こうした多くの意味を持つ言葉です。
「ダイバーシティ就労支援」の必要性
第1に、多様な就労困難状況にある人々の生活の質を高めます。第2に、労働力の確保、経済成長にプラスとなります。第3に、財政・社会保障収支の改善が期待されます。
「WORK! DIVERSITYプロジェクト」
今後、日本財団と当機構は“WORK! DIVERSITY” プロジェクト によって、全国各地のさまざまな支援機関をネットワーク化し、活動をサポートしてまいります。
支援機関が制度の枠を越えて活動している一方、国等の制度は障害者対策、引きこもり対策など対象者別の縦割りとなりがちであり、そのため様々な外部の機関との連携・協力が必要となっています。
今回の調査でも、多数の支援機関が、関係機関の連携を容易にするための基盤としてのプラットフォームを作ることに関し、参加意向又は関心をもっています。
“WORK! DIVERSITY“ プロジェクト は、今後、これらの機関をネットワーク化して「ダイバーシティ就労支援」の活動をサポートするためのプラットフォームづくりをしていきます。
プロジェクトについてはこちらをご覧ください。
海外におけるダイバーシティ就労
態様別利用者理解ビデオ
ダイバーシティ就労支援に取り組んでおられる就労支援関係者の方々向けに、利用者の理解を深めていただくため、態様別利用者理解ビデオ4点(ひきこもりの方々、難病患者の方々、刑務所出所者等の方々、LGBTQの方々)を作成しました。
こちらをご覧ください。
地域プラットフォーム構築ガイドライン/態様別就労支援ガイドライン
日本財団 WORK! DIVERSITY プロジェクト の2023年度の成果の一つとして以下の2点のガイドラインを作成しましたので公開します。ぜひご活用ください。
なおこれらのガイドラインは2023年度総合報告書にも掲載されています。
1.WORK! DIVERSITY地域プラットフォーム構築ガイドライン
各地域で、多様な就労困難者の就労活動を後押しする就労支援プラットフォームを構築するためのポイントを整理。
WORK! DIVERSITY地域プラットフォーム構築ガイドライン
2.態様別就労支援ガイドライン(難病患者、ひきこもり、LGBTQ)
現場において、多様な状況にある方々がどのような困難を経験しているかを理解し、そうした方々が活躍できるように支援するためには、どのような支援が効果的であるのか、先行事例を整理し提供。
態様別就労支援ガイドライン(難病患者、ひきこもり、LGBTQ)