日本財団 WORK! DIVERSITYプロジェクト2022年度報告書

日本財団 WORK! DIVERSITYプロジェクト(ダイバーシティ就労支援研究プロジェクト)の2022年度報告書を作成しました。

ダイバーシティ・プロジェクト 2022年度4報告書の概要

1.総合報告書

 日本財団WORK! DIVERSITYプロジェクトは、多様な働きづらい人々の働く環境を整備し、社会の一員として一緒に働くことをめざし、2018年度11月にスタートしました。本プロジェクトが、2022年度に取り組んだ多様な活動を、総合的にとりまとめた報告書です。

第1章 WORK ! DIVERSITYプロジェクト(ダイバーシティ就労支援研究プラットフォーム)とその検討体制
第2章 これまでのWORK ! DIVERSITYプロジェクトの成果
第3章 各委員会・部会での検討内容
第4章 第1回ダイバーシティ就労支援実践研修の実施
第5章 公開有識者講演会の実施
第6章 第4回WORK! DIVERSITYカンファレンスの開催
第7章 今後のWORK ! DIVERSITYプロジェクト
資料編

総合報告書

2.ダイバーシティ就労支援実践研修報告書

 本報告書は、2022年11月に開催された、日本財団 WORK! DIVERSITY プロジェクトダイバーシティ就労支援実践研修に向けた作業チームの検討内容、研修内容、その反省と2023年度研修に向けた課題等を整理したものです。

第1章 ダイバーシティ就労支援実践研修の意義
第2章 ダイバーシティ就労支援実践研修作業チームの検討
第3章 ダイバーシティ就労支援実践研修の実施概要
第4章 講義内容
第5章 受講者の声
第6章 講師の声
第7章 2023年度研修の実施に向けて
資料編

ダイバーシティ就労支援実践研修報告書

3.2022年度モデル事業伴走支援・検証作業チーム報告書

 2022年9月、千葉県、福岡県、岐阜市の3地域において「日本財団 WORK!DIVERSITY モデル助成事業」が開始されました。本事業は障害者総合支援法の支援対象とならない就労困難者を、障害者就労支援機関(就労移行支援事業所、就労支援A型事業所等)を中心に、地域の就労支援ネットワークで幅広く受け入れ、支援していくことを目的としています。
  モデル事業推進伴走支援・検証作業チームは、モデル事業実施地域(2023年度4月から、豊田市を含む4地域)における事業の円滑な実施とWORK ! DIVERSITY プロジェクトの事業全体への有意義なフィードバックを実現するため設置され、モデル事業実施地域活動の円滑実施を伴走支援するとともに、事業効果の把握・検証を行うものです。
 このため各地域のニーズに応じて助言を行うとともに、事業効果の把握・検証を行うために、どのような観点で検証するかを検討し、その検証のためにどのようなデータが必要かを検討しました。この結果、月々の進捗状況を把握・検証するとともに、今後、データをある程度プールしたうえで経済・財政効果の推計を行い、さらに可能な範囲で有効性の検証、支援方法・支援対象者分析を行うこととしました。
 これを踏まえ地域からの報告様式を定め、月々報告を求めることとしました。現状の実施状況は出だしとしてはおおむね順調ですが、今後、引き続き受け入れ動向や就職動向を注視するとともに、おおむね事業開始1年後をめどにデータを整理し、経済・財政効果等の推計等をおこなうこととしています。

第1章 モデル事業の概要
第2章 モデル事業伴走支援・検証作業チームの概要
第3章 進捗状況の把握方法
第4章 モデル事業の実施概況
第5章 中間総括

2022年度モデル事業伴走支援・検証作業チーム報告書

4.2022年度WORK ! DIVERSITYカンファレンス報告書

 2023年3月3日に開催された 、「第4回WORK ! DIVERSITYカンファレンス」の報告書です。
 清家篤WORK ! DIVERSITY プロジェクト全体委員会委員長(日本赤十字社社長、全国社会福祉協議会会長、慶應義塾学事顧問)と大島一博厚生労働省事務次官によるオープニング・メッセージでは、WORK ! DIVERSITY プロジェクトに対する大きな期待の表明がありました。それを受け、村木太郎大正大学地域構想研究所教授(元厚生労働省総括審議官)から、「WORK ! DIVERSITYが多様な就労困難者支援にもたらすもの、そして考えるべき課題」と題した大変わかりやすい講演をいただきました。
 その後、「就労支援制度の態様横断化を目指すWORK ! DIVERSITY ~その利点と欠点を明らかにする」との共通の問題意識の下、パネルディスカッション1「生活困窮者自立支援法“就労準備支援事業”VS.WORK! DIVERSITY“障害者就労支援”横断化」、パネルディスカッション2「就労支援制度の態様横断化を目指すWORK! DIVERSITYの利点と欠点」、パネルディスカッション3「ダイバーシティ就労支援ネットワークとダイバーシティ就労支援制度・政策の実現」の3つのパネルで、活発な意見交換が行われました。3つのパネル後、吉倉和宏日本財団常務理事からの、就労支援サービス等の選択肢がある社会の実現に向け、ダイバーシティプロジェクトが次のステップに進むことを期待する旨のメッセージ、でカンファレンスは終了しました。

カンファレンス開催の趣旨と開催案内
プログラム
オープニング・メッセージ
第1部 講演「WORK! DIVERSITYが多様な就労者支援にもたらすもの、そして考えるべき課題」
第2部 パネルディスカッション1、2、3
クロージング・メッセージ
カンファレンス・アンケート結果の概要

第4回WORK! DIVERSITYカンファレンス報告書